猫と暮らしていると、体の「弱いところ」を意識する場面が増えます。

特に腎臓や肝臓のように、
黙々と働き続ける臓器のことは、日々の食事とも切り離せません。

そんな猫の体を思いながら過ごすうちに、
ふと、人の食べ方についても考えるようになりました。

これは、無添加をすすめたい記事ではありません。
「体にいいこと」を頑張る話でもありません。
ただ、体に負担をかけすぎないという考え方について、
静かに書いてみたいと思います。

猫と暮らすと、体の「弱いところ」を意識するようになる

猫は体が小さく、内臓にかかる負担も人より繊細です。
だからこそ、食事や水分、日々の変化に気を配ることが当たり前になります。

その視点で暮らしていると、
「処理する臓器を酷使しない」という考え方が、
人の体にもそのまま当てはまるように感じることがあります。

安全やきれいさの裏で、増えているもの

今の食品は、長く保存できて、
見た目も整っていて、味も安定しています。

それはとても便利で、安全に配慮された結果でもあります。

その一方で、そうした目的のために、
さまざまな添加物が使われている食品が多いのも事実です。

どの食品も基準を満たしたもので、
ひとつひとつを見れば、問題はないのかもしれません。

でも、そういうものばかりを食べることは
身体の負担につながらないのか心配になります。

ひとつひとつは問題なくても、重なれば「量」になる

買い物のときに食品の説明欄を見ることは、
いつの間にか私の癖になっていました。

最初はカロリーや、原材料に何が多いかを見ていました。

そうして眺めているうちに、
いろんな食品に、いろんな添加物が使われていることに気づいたのです。

ひとつひとつは安全でも、
一日の中でそれがいくつも重なったとき、
体はそれをまとめて処理しています。

「どれが悪いか」、ももちろん問題ですが、それよりも
「どれくらい重なっているか」なのではないか、
と思うようになりました。

「体にいい」より、「負担にならない範囲」を考える

説明欄に書かれた添加物の多さに気づいてから、
私は手に取ったものの中で、
いちばん添加物が少ないものを選ぶようになりました。

それと、どんな料理にも使う調味料だけは、
無添加のものを選ぶようにしています。

身体に良いことを選びたいと思うのは、自然なことです。
でも、それが「自分にとって難しい」ことだと、続かなくなってしまいます。

大事なのは、「正しいかどうか」だけでなく、
無理のない範囲で、続けていけるかどうかではないかと思っています。

食べることは一生続くことですから。

無添加はひとつの選択肢ではありますが、絶対の答えではありません。
範囲や頻度、量を少し意識するだけでも、体への負担は変わってきます。

食べ方は、暮らしの「楽さ」にもつながっていく

食べ方が変わると、暮らしの感触も少し変わります。

たとえば、私は添加物を避けるとともに
油を多く使わない食事が増えました。

そうすると、食器の汚れが落としやすくなり、
強い洗剤を使わなくても済むようになりました。

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何かを我慢するというより、
全体が少し楽になる、そんな変化です。

まとめ│猫も人も、負担を減らす選択は「できるところから」

猫は自分で選ぶことができません。
だからこそ、そばにいる人が気を配り、
負担をかけすぎない選択を重ねていきます。

人の暮らしも、きっと同じです。
完璧を目指さなくていい。
できるところから、
途中からでもいい。

体にやさしい選択は、
いつでも自分が快適な暮らしに戻ってくることができる。
それくらいのスタンスで続けられるくらいが
いいと思っています。