猫の避妊手術について調べ始めると、
「本当に必要なの?」
「かわいそうじゃない?」
「もし何かあったら……」
と、不安になる人は少なくありません。

メリットだけでなく、デメリットや心配な話も目に入るからこそ、
迷うのは自然なことです。

この記事では、
猫の避妊手術について 事実ベースで整理しつつ、
不安な気持ちにも寄り添う形
でまとめていきます。

猫の避妊手術とは

避妊手術とは、メス猫の卵巣(場合によっては子宮も)を摘出する手術です。

主な目的は、

  • 発情を抑える
  • 妊娠を防ぐ
  • 病気のリスクを下げる

といった点にあります。

避妊手術の主なメリット

発情期のストレスが軽減される

発情期の鳴き声や落ち着かない様子は、
猫自身にとっても強いストレスになります。

避妊手術を行うことで、
こうした発情行動が起こらなくなります。

将来的な病気のリスクが下がる

避妊手術によって、

  • 子宮蓄膿症
  • 卵巣や子宮の病気

などのリスクを減らせるとされています。

望まない妊娠を防ぐ

避妊手術は、望まない妊娠を防ぎ、
結果的に行き場に困る命を増やさない選択のひとつでもあります。

また、望まない妊娠を避けることで、
母猫の心身への負担を減らすことにもつながります。

避妊手術のデメリット・注意点

手術と麻酔のリスクはゼロではない

避妊手術は一般的な手術ですが、
医療行為である以上、リスクがゼロになることはありません

体質や体調、年齢によっては、
注意が必要な場合もあります。

太りやすくなる傾向がある

ホルモンバランスの変化により、
術後は食欲が増し、体重が増えやすくなることがあります。

そのため、
フード量や運動量の調整が大切になります。

避妊手術後に亡くなった、という話を聞くこともある

避妊手術について調べていると、
「手術後に亡くなってしまった」
「麻酔から戻らなかった」
といった体験談を目にすることがあります。

そうした話を見て、不安になるのは自然なことです。

なぜ不安な話が強く印象に残るのか

手術は医療行為である以上、
一定のリスクが伴います。

ただし、

  • 体質や持病
  • 手術時の体調
  • 麻酔への反応

など、背景は猫ごとに大きく異なります。

体験談だけでは、
「何が原因だったのか」まで分からないことも多いのが現実です。

不安を減らすためにできること

不安を感じたまま判断するよりも、

  • 術前検査で何が分かるのか
  • 麻酔の種類や管理体制
  • 万が一のときの対応

を、事前に獣医師に確認することで、
見えない不安を整理することができます。

手術を「受ける・受けない」より前に考えたいこと

避妊手術をするかどうかは、
正解が一つに決まっているものではありません。

  • 猫の体調や性格
  • 生活環境
  • 飼い主がどこまで納得できているか

を踏まえて考えることが大切です。

「怖いと感じる自分は間違っている」と思う必要はありません。

迷っている人のための判断のヒント

避妊・去勢については、
「やる・やらない」の正解が一つに決まらないこともあります。

ただ、考えるときの軸は整理できます。

  • 若くて健康状態が安定している
    → 一般的には、手術の選択肢が現実的に検討しやすい時期
  • 持病がある/高齢に差しかかっている
    → 手術のメリット・リスクをより慎重に比較する必要あり
  • 多頭飼い・外に出る可能性がある
    → 望まない繁殖やトラブル防止の観点も重要
  • どうしても不安が強い
    → 「今すぐ決めない」ことも一つの判断

このブログでは、
「怖いと思っていい」「迷っていい」前提で情報を整理しています。

そのうえで、
あなたの猫にとっての“今”を考える材料
として読んでもらえたら嬉しいです。

こんな人は、次の記事も参考にしてください

まとめ:不安があるからこそ、考えていい

猫の避妊手術には、メリットもあれば、不安に感じる点もあります。
どちらか一方が正解、というものではありません。

もし今、
「したほうがいいのか分からない」
「怖い気持ちが拭えない」
と感じているなら、無理に結論を出さなくて大丈夫です。

まずは、

  • 今の猫の年齢と体調
  • 発情による困りごとがあるか
  • いちばん不安に感じていることは何か

この3つを整理してみてください。

その上で、
獣医師に相談する、
もう少し様子を見る、
別の選択肢を考える、
どれも間違いではありません。

大切なのは、納得できる形で判断すること。
迷って考える時間も、猫を大切に思っている証です。

※避妊手術をどう考えるか迷っている場合は、
性別・年齢・体調を整理した
避妊・去勢を迷っている飼い主さんへ|決断する前に整理したいポイント】も参考にしてください。