初めて猫を迎えるとき、「猫砂ってどれを選べばいいの?」と悩む方はとても多いと思います。猫砂には「鉱物系」「紙製」「木製」「おから製」「シリカゲル」など、さまざまな種類があり、どれを選ぶかで猫の快適さや掃除のしやすさが大きく変わります。
見た目はどれも似ているようで、実は素材や使い心地が大きく違うのが猫砂の世界。
私自身、これまでにいくつもの猫砂を試してきました。
最初に使ったのは定番の「鉱物系(ベントナイト)」でしたが、その後「紙製」「木製」「おから製」「シリカゲル」など、いろいろ試すたびに、猫の反応や掃除のしやすさ、匂いの感じ方がまったく違うことに驚きました。
この記事では、そんな実体験をまじえながら、初心者さんが自分と猫に合った猫砂を選べるように、主要6種類の素材について分かりやすく整理していきます。すでに猫と暮らしている方も「猫砂乗り換え」の参考になれば幸いです。
香りや質感、トイレの扱いやすさなど、「暮らしのリアル」視点でお伝えしていきます。
どんな素材がある?猫砂の種類と特徴【6タイプを比較】
猫砂にはいくつかの素材タイプがありますが、基本は以下の6種類に分けられます。
- ベントナイト(鉱物系)
- 紙製
- 木製(おがくず・木粉など)
- おから製
- シリカゲル(クリスタルタイプ)
- トイレに流せるタイプ
それぞれの素材には、吸水性・消臭力・重さ・処理方法 などに特徴があり、素材ごとの良いところも悪いところもあります。
どの猫砂が“正解”ということはなく、「猫の好み」と「飼い主の暮らし方」など、個々の条件によってベストも変わってきます。
素材ごとの特徴と使い心地
ここからは、それぞれの猫砂を実際の使い心地も含めて紹介します。
小さな比較表を添えているので、特徴をつかみながら読んでみてください。
💎 鉱物系(ベントナイト)
もっとも定番で、ペットショップでもよく見かけるタイプ。見るからに「THE砂」という見た目と触り心地で、一番「砂」として違和感がないので、猫にも好まれやすいとされています。
ベントナイトという粘土鉱物を主原料としており、水分を吸うとしっかり固まるのが特徴です。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 主原料 | ベントナイト(粘土鉱物)+消臭剤(重曹・炭など) |
| 固まりやすさ | ◎ 非常にしっかり固まる |
| 消臭力 | ◎ 高い(鉱物が臭いを吸着) |
| 重さ | × 重い・処分が大変 |
| 処理方法 | 燃えるゴミで処理(流せない) |
ねこのてコメント:
私が猫を迎えた最初に購入したのがこのタイプ。以来、長く使っています。(関連記事👉猫砂を変えたら使わない?)
しっかり固まるので掃除がしやすく、排泄のにおいも早く治まります。
ただしとにかく重いのが難点。袋も重い、ゴミも重い、です。
粉っぽさや、猫が掘った時の舞い上がりがありますが、これは商品によって立ちやすさの違いがあるので、同じベントナイトでも商品自体を試してみないと分からないところがあります。
最近は軽量化のために「ベントナイト+とうもろこし」など、ハイブリッドタイプも増えていて、ベントナイト単体よりは少し軽くて扱いやすいのがありがたいです。
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🧻 紙製
古紙やパルプを再利用したタイプで、環境にもやさしい素材です。軽くて扱いやすく、捨てやすいのが魅力。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 主原料 | 再生紙・パルプ+消臭剤(炭や抗菌剤) |
| 固まりやすさ | △ 製品により差がある |
| 消臭力 | ○ そこそこ高い |
| 重さ | ◎ とても軽い |
| 処理方法 | 燃えるゴミ可・一部は流せる |
ねこのてコメント:
軽くて運びやすく、掃除のときの負担も少ないのが嬉しいです。
ただ、軽すぎて飛び散りやすいので、トイレ周りがすぐ散らかります。また、紙のニオイを消すためか香料を使った商品が多いような気がします。再生パルプの製造過程で漂白などの薬品処理が施されていたりすることを考えると、商品はしっかり選ぶ必要があるように思います。
🌲 木製(おがくず・木粉など)
木のチップや木粉を固めた自然派タイプ。ヒノキや杉の香りを活かしたものもあります。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 主原料 | 木粉・おがくず・ヒノキ精油など |
| 固まりやすさ | △ ゆるめに固まる |
| 消臭力 | ○ 木の香りでマスキング |
| 重さ | ○ 軽め |
| 処理方法 | 燃えるゴミ可・一部は流せる |
ねこのてコメント:
木の香りがふんわり広がり、ナチュラルな雰囲気が好きな人にはぴったり。
ただし、香りが強すぎると猫によっては避けてしまうこともあるようです。うちの猫は避けることはなかったのですが、「なんだこれ?」と言わんばかりに掘って掘って掘りまくっていました(笑)。
排泄した後の固まりがちょっとゆるめで「べちゃ」っとするので、ガチっと固まるベントナイトに比べるとすっきりすくえない掃除の手間はあるかもしれません。
🌾 おから製
豆腐の副産物・おからを乾燥・加工したエコタイプ。トイレに流せる製品もあります。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 主原料 | おから+澱粉・植物性接着剤・消臭剤 |
| 固まりやすさ | ○ しっかり固まる |
| 消臭力 | ○ 軽いアンモニア臭を吸着 |
| 重さ | ○ 軽め |
| 処理方法 | 燃えるゴミ・流せるタイプあり |
ねこのてコメント:
自然素材で安心感はバツグン。軽いし、とてもいい素材だと思います。
ただ、自然すぎて本当におからのニオイがします。ほんのりですが、香ばしい匂いするので猫によっては「食べ物」と思ってしまうことも。
実際、うちでは少し食べてしまう子がいたので、泣く泣く別の素材に切り替えました。誤食には注意が必要です。
🧊 シリカゲル(クリスタルタイプ)
半透明のビーズ状。お菓子などに入っている乾燥剤の見た目と一緒です。吸水性と消臭力にすぐれていて、固まりませんが長持ちします。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 主原料 | シリカゲル(多孔質二酸化ケイ素) |
| 固まりやすさ | × 固まらない(吸収型) |
| 消臭力 | ◎ 非常に高い |
| 重さ | ○ 軽い |
| 処理方法 | 燃えるゴミで処理(流せない) |
ねこのてコメント:
湿気を吸って色が変わるのが面白いタイプ。掃除の頻度を減らしたい人に向いていますが、猫が「どのくらいおしっこをしたかが分かりにくい」という点は、健康管理の面で少し心配です。
丸っこい形状をしているので、広範囲に散らかりやすいのも難点。丸くて転がるので、うちの子の中でそれで遊び始めた子もいました。
🚿 トイレに流せるタイプ
紙やおから、木粉などの水溶性素材を使ったタイプ。環境にも配慮されています。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 主原料 | 紙・おから・木粉など(可溶性素材) |
| 固まりやすさ | ○ 製品による |
| 消臭力 | ○ 通常レベル |
| 重さ | ◎ 軽い |
| 処理方法 | トイレに流せる・燃えるゴミ可 |
ねこのてコメント:
うちは猫が多すぎて、いくら流せると言っても実質無理で、私はつかったことがありません。ゴミ捨てがラクそうでいいなぁ、と思います。
ただ、水圧の弱い家庭や浄化槽では詰まりのリスクもあるので、環境を確認してから選ぶと安心です。あと、猫のうんちは水に溶けにくく、配水管が詰まって大きなトラブルになったという話も聞くので、流せる砂を使っていても、うんちの処理は別にしたほうが良さそうです。
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猫砂の選び方|ポイントは暮らし・猫の性格・掃除のしやすさ
猫砂は「猫が気に入るかどうか」が大きな問題ですが、長く使っていくものなので「飼い主の暮らしとの相性」も大切です。
- 掃除のしやすさ(固まりやすい or 吸収型)
- 重さや扱いやすさ(持ち運び・補充のしやすさ)
- 処理方法(流せる/燃えるゴミ)
- 香りや粉っぽさ(室内環境との相性)
たとえば、ワンルームなどで生活臭が気になる場合は選ぶポイントが「消臭力」(ベントナイトやシリカゲル)になるでしょうし、軽さや掃除のしやすさを重視するなら「紙製」や「おから製」も選択肢になります。
私自身、いろいろ試してみましたが、我が家ではベントナイトが一番問題なく使えるという結論に至りました。(関連記事👉猫砂を変えたら使わない?)
ただ、ベントナイトの重さが年々つらくなり、今現在、最終的にはベントナイト+とうもろこし素材のハイブリッドタイプに落ち着いています。ベントナイト単体に比べると、少し固まりがゆるいのですが、重さが抑えられ、また粉っぽさもベントナイト単体より控えめなので、掃除やゴミ出しが楽になりました。
🐾私が今使っているハイブリッドタイプはこちら。
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まとめ
猫砂の素材にはそれぞれ良さと弱点があります。
猫が落ち着いて使えること、そして飼い主にとって続けやすいこと——この2つのバランスが取れたものを選ぶのがいちばんのコツです。
「どれが正解」ではなく、「うちの子と私に合うもの」を見つけていく気持ちで大丈夫。
少しずつ試しながら、暮らしにしっくりくる猫砂に出会えますように。
最後に
猫砂の種類がわかってきたら、次は「猫が使わないときの対処法」も知っておくと安心です。
👉 猫砂を変えたら使わない?理由と解決法
猫と人、どちらにもやさしい暮らしのヒントを、NekoNoteでは他にも紹介していきます。
あなたにとって、お気に入りのスタイルが見つかればうれしいです。