成猫を迎えてしばらく経つと、
「この子は本当に懐いてくれるのかな」
「距離が縮まらないままなのかも」
そんな不安が、ふと胸をよぎることがあります。
でもその不安は、
猫との関係がうまくいっていないサインとは限りません。
この記事では、
成猫との距離に不安を増やさないための考え方を整理します。
「まだ懐いていない」と感じている今の状態を、
必要以上に否定しなくていい理由を、一緒に見ていきましょう。
成猫は「変化が分かりにくい」
子猫と違い、成猫は変化がとても静かです。
・急に甘えない
・分かりやすく距離を縮めない
・態度が大きく変わらない
そのため、
「順調なのか」「うまくいっていないのか」
判断がつかず、不安になりやすくなります。
ですが、
変化が見えない=何も起きていない
とは限りません。
成猫は、行動で示す前に、
時間をかけて状況を見極めようとしています。
「懐く=甘える」ではない
「懐く」という言葉から、
・膝に乗る
・撫でさせる
・後をついてくる
そんな姿を想像する人も多いかもしれません。
でも成猫の場合、
信頼はもっと控えめな形で表れます。
・同じ空間を選ぶ
・逃げる距離が少し縮まる
・こちらを確認してから行動する
これらはすべて、
信頼が育ってきたサインです。
派手ではないからこそ、
見落とされやすいのです。
「何も起きない時間」は無意味ではない
迎えてからしばらく、
本当に何も起きないように感じる時期があります。
・距離は縮まらない
・関係が進んでいる実感がない
・時間だけが過ぎていく
この時期は本当に不安になります。
ですが実際には、
悪化していない状態が保たれていること自体が、
ひとつの安定です。
猫は、
安全かどうかを確かめる時間を必要としています。
成猫との関係は一直線ではない
成猫との関係は、
少し良くなって、また戻る、を繰り返します。
・近づいたと思ったら、また距離ができる
・落ち着いたと思ったら、警戒が戻る
これは後退ではありません。
行きつ戻りつしながら、
少しずつ安心の範囲を広げている過程です。
「昨日より今日、必ず良くなる」
そんな進み方はしません。
それでも、
「理屈は分かるけど、本当にいつか懐いてくれるのかな」
そう感じる人もいると思います。
そう思うのは自然なことです。
👇こちらの記事には、私の経験を織り交ぜながら、
「成猫が懐くまで」実際に何が起きていたのかを時間の経過でまとめています。
関連記事 ▶ 成猫はいつ懐く?何も起きない時間と、信頼が育つまでの実体験
成猫の「懐き方」には、いろんなことが影響しあい、
必ずしも他人の経験が参考になるとは限りませんが、
「こういうパターンもあるんだ」と思ってもらえればいいな、と思います。
まとめ:焦らないための視点
・成猫は変化が分かりにくい
・懐く=甘える、ではない
・何も起きない時間も関係の一部
成猫との暮らしは、
結果よりも、過程をどう捉えるかで楽になります。
不安になったときは、
「今は、見極めの時間なのかもしれない」
そう考えてみると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
成猫は、懐くかどうかだけで測れる存在ではありません。
成猫は、静かに、でも確かに関係を築いてくれる存在です。
懐き方や距離感は、その猫それぞれですが、
あなたがかけた愛情は、必ず「信頼」という形の絆になります。
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