買い物のときに、食品の説明欄を見る。

私の場合、それはいつの間にか“癖”になっていました。
最初は、カロリーや原材料の並びをなんとなく眺めるところからでした。

でも今は、
「これを体が、どれくらいの量で、どれくらいの頻度で処理するんだろう」
そんなふうに考えるための、ひとつのヒントとして見ています。

添加物をただ避けるためだけでなく・・・

「処理」=腎臓や肝臓での代謝や消化、の話をすると、
「添加物は全部ダメって話でしょ?」
と言われることがあります。

でも、ここでしたいのはそういう話ではありません。

すべてを無添加にできればいいのに、
という考えは私の中にもあります。
ただ、それだけでは生活できないのも現実です。

だからここでは、
避ける・選別するための知識ではなく、
考えるための視点を共有したいと思っています。

食品の説明欄は「体の処理能力」を想像する場所

猫の腎臓と、毎日のご飯の考え方」の記事で書いたように、
体にはそれぞれ「処理できる範囲」があります。

腎臓も、肝臓も、腸も、
黙々と、静かに、毎日処理を続けています。

食品の説明欄を見るのは、
その処理が「一度きりなのか」「日常的なのか」
それを想像するため。

これは猫の腎臓を考えるときに、
自然と人の食にも重なってきた視点でした。

人間の食べ方も、見直した記事はこちら。
関連記事 ▶ 猫と暮らして気づいた、体に負担をかけすぎない食べ方

原材料表示で、最低限知っておきたいこと

ここでは、専門的に深く知る情報には触れません。

でも、次のことだけ知っていると、見え方が少し変わります。

原材料は「使われている量が多い順」

説明欄に書かれている原材料は、
使用量が多いものから順に並んでいます。

一番最初に書いてあるものは、
「この食品のベースになっているもの」。

それを見るだけでも、
「これは主に何でできている食べ物なのか」が分かります。

「/(スラッシュ)」以降は添加物

多くの食品では、
原材料名の途中に「/」が使われています。

この「/」以降に書かれているものが、
一般的に添加物と呼ばれるものです。

見たいのは「量」と「重なり」

私が説明欄で見ているのは、
その食品単体の善悪よりは

  • 毎日食べると負担にならないか
  • よく使われる添加物が重なりすぎていないか
  • 使われている量は多くないか

という点です。

たとえば、
たまに食べるお菓子に入っているものと、
毎日使う調味料に入っているもの。

同じ成分でも、
体にかかる負担は全く違います。

「どんな料理にも使うもの」だけは無添加に

だから私は、
手に取ったものの中で、いちばん添加物が少ないものを選ぶようになりました。

そして、
どんな料理にも使う調味料だけは、無添加のものにしています。

完璧を目指すのではなく、
影響が積み重なりやすいところだけ、少し意識する

それだけでも、体にかかる負担は変わったと感じています。

正解を探すのは難しい

説明欄を見ていると、
「これは良い」「これは悪い」と判断したくなることもあります。

でも、「正解」は人によって違うもの。
だから、一言で語られるほど簡単ではありません。

説明欄を見る癖がつくと、
選び方は自然に、自分の生活に合ったものに落ち着いていきます。

まとめ│猫の腎臓から、人の食へ

猫の腎臓は、とても静かに消耗していきます。
だからこそ、負担をかけない食事を
「できる範囲で、続けられること」が大切だと考えています。

その視点は、
いつの間にか人の食にもつながっていました。

説明欄は、
成分を暗記する場所ではなく、
体が処理し続けるものを、どう見るかを考える場所。

そんなふうに、私は使っています。