猫を迎えるにあたってケージを買おうと思ったけど、選ぶ基準が分からない。買い替えを検討してるけど、意外に種類が多くてどれが良いか分からない。
猫を迎えるとき、「どんなケージを選べばいいのか」ということに悩む方は多いはず。

ワイヤータイプ、樹脂製、木製、折りたたみ、サークル、DIYなど選択肢が多く、複数買って試すのは難しいケージは、特に迷いやすいもの。
この記事では、家の広さ・猫の年齢・頭数・性格・飼い主のライフスタイルなどを考え合わせながら、悩んでいるあなたが最適なケージを選べるよう、種類ごとの特徴・メリット・デメリット、実体験に基づく注意点、用途別のおすすめをわかりやすくまとめました。

【この記事でわかること】
・猫ケージの種類とその特徴について知れる
・実際使ってみた感想から、合うケージを見つけられる

猫用ケージは本当に必要?ケージ導入に抱える不安

ネット上には「ケージはかわいそう」「多頭飼いなら必要」「子猫には不向き」といろいろな意見が混在します。

猫飼育にケージを利用するとき重要なのは、感情論だけで決めず、目的(留守番・隔離・食事管理)と設置場所を明確にしてから選ぶことです。例えば留守番が多ければ広さや安全性重視、来客時などに一時的に使うなら屋内での運搬性も考えたり、インテリア性も優先したいなら木製を検討する、といった具合です。

関連記事👉「ケージ飼いの考え方」を補足した記事も参考にどうぞ。👉猫のケージ飼いについて

ケージを選ぶ前に決めておくべき3つのポイント

1. 設置場所(家の広さ)

リビング、寝室、廊下端など置けるスペースを先に測りましょう。扉の開閉方向や人の動線も考慮すると失敗が減ります。狭い部屋では開きタイプの扉より、スライド式扉が有効です。

2. 猫の年齢・性格・体格

子猫は隙間から抜け出したり、抜け出すつもりで隙間に引っかかったりすることがあるため、ケージの幅に要注意。活発な成猫は多段で運動量を確保したい。臆病な猫は「隠れられるスペース」があるタイプが安心。シニア猫は段の飛び上がりがきつくなってくるので、段の高さへの配慮や高さを緩和する補助の工夫が必要。

3. 使用目的(留守番・隔離・食事管理)

目的によって求める機能が変わります。
留守番主体で一日のうちで何時間か過ごすなら、強度やケージ自か体の安全性は確かめておきたいところ。また、閉じ込めストレスを最小限にするため落ち着いて過ごせる場所と、留守中もトイレや飲水に不便がないようにケージ内にグッズを揃えることを考えると、ケージ自体に可能な範囲で広さが必要です。
逆に来客時のみなど、一時的に使うのであれば、ここまでの条件はいらないでしょう。

タイプ別ケージの特徴と選び方(メリット・デメリット)

以下は代表的なタイプのケージの特徴です。
木製以外は私自身に使用経験があり、実際に使ってみての感想も含んでいます。

ワイヤーケージ(定番)

メリット:

  • 通気性が良い
  • 多段タイプ、ワイドタイプ、スリムタイプ、と種類が豊富なので、おうちの広さに合わせた商品を選びやすい。
  • 価格も比較的リーズナブルなものが多い。
  • ワイヤーを組み合わせて、自分好みに広さを拡張できる商品もある。
  • 掃除用の底トレー付きが多く実用性も高い。
  • 拡張式の棚や爪とぎなどの部品も種類が多い。

デメリット:

  • 見た目が業務用寄りでインテリア性が低い。
  • 躯体の骨組みが細い(ワイヤーな)ので、猫が中を移動すると結構揺れる。移動の音も大きい。
  • ワイヤーを組み合わせる部品に汚れがたまりやすい。
  • 活発な子だと、ワイヤーの隙間の細い部分で手を挟んだなどの事故を聞くこともあり。

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プラスチック(樹脂製)ケージ

メリット:

  • さびない
  • 樹脂成型されているので、組み立て部品が少なくゴミがたまりにくいので掃除しやすい。
  • 猫が中を移動しても揺れにくい(移動音も静か)。
  • ワイヤー製に比べて軽い

デメリット:

  • 見た目が業務用寄りでインテリア性が低い。
  • ワイヤー製に比べると、若干価格が高め。
  • 分解しずらい(できない)構造のため、広さの拡張などはできない。

PR▶プラスチック製のケージは揺れにくい

木製ケージ

メリット:

  • インテリア性に優れている。
  • 天然木を使用した、上質な天然木の美しさを楽しめる商品もある。
  • 木製の良い雰囲気を取り入れつつ、ワイヤー部品と組み合わせるなどの商品も多い。

デメリット:

  • ALL木製のものは、独自の組み立て設計になっているものも多く、組み立てが難しいものが多い。
  • 比較的高価。
  • 天然木を使用したものは歪みや割れが出る商品もある。
  • ワイヤーやプラスチックに比べて重いものが多い。
  • 木の加工の仕方によっては水に弱い。

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超大型ケージ(キャットホテル級)

メリット:

  • ケージ内だけでも、猫が十分動ける。複数猫が一緒に入れる。
  • 中が広いので、機能(トイレ、食事、寝床など)を分けやすい。

デメリット:

  • 一度据え置くと移動が困難。
  • ワイヤー製のものが多く、掃除が至らないと錆びる。
  • 高額の商品が多い。

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PR▶人が入れる大きさのものもあります

折りたたみケージ(ペットクレート)

メリット:

  • 必要の時には、たたんで省スペース収納できる。
  • ジッパーを全て閉めれば隙間がないので、子猫も脱走しにくい。
  • サイズによっては通院などにも使える。
  • (災害)避難時などの一時隔離に使用できる。
  • 比較的安価。
  • ビニール製のものが多く、掃除がしやすい。

デメリット:

  • 基本的に1段仕様なので、縦移動ができず、猫が中で運動できるスペースはほぼない。
  • ビニール製のものが多く、ニオイが気になる場合がある。
  • 長年使用すると、ジッパー部分が壊れることが多い。パーツによっては、猫の爪や牙で破れる。(耐久性に不安あり)

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【猫の年齢別】ケージを選ぶポイント

子猫期(目安:生後6か月くらいまで)

この時期は月齢によって子猫の身体能力の差が大きいので、「子猫期はこれが良い」と語りにくいのですが、ケージ内の段差を登れない間は多段タイプのケージは子猫には大きすぎて、安全に過ごすよりも隙間のすり抜けや挟まりの心配をすることになるのではないかと思います。

子猫期は寝ている時間も長いので、ケージ内で運動できるかどうかではなく、飼い主さんが目を離すときにケージの構造も含めて「いかに安全に過ごせるか」を最優先に選ぶことをお勧めします。

成猫期(目安:生後6か月以上)

ケージ内の段差を難なく飛び上がれるようになれば、おうちの広さや予算、飼い主さんの好みも考え合わせながら、どんなケージも選べます。

ただ、若くて活発な子は、ケージの中で飛び跳ねまわることがあり、そういったときに挟まり事故を起こしやすいので、手が挟まりにくい構造のケージを選んだ方が、より安全かもしれません。

老猫期(目安:11歳以上)

猫も11歳以上になると、老化が目立つようになる子も増えてきます。中には、ジャンプ力が衰える子もおり、ケージ内の段差をジャンプすることが難しくなることもあります。最初から、段差の高さがあまり高くないケージを選ぶ、後で段差の高さを解消する部品を付けられるケージを選ぶ、などを考えておくことをお勧めします。

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購入前にチェックする項目リスト(買ってから後悔しないために)

  • 設置スペースの寸法(扉の開閉スペースを含む)
  • 猫用ケージの升目(格子の間隔)の幅(すり抜けや挟まりの危険はないか)
  • 通気性と日当たり(直射日光を避ける)
  • 掃除のしやすさ(分解・洗浄の可否)
  • 将来的な使い方(増頭や引越しの可能性)

まとめ

猫のケージ選びは「広さ」「安全性」「目的」の3つを押さえておけば失敗しにくく、猫にも飼い主さんにもストレスが少ない空間が作れます。
今回紹介したように、タイプごとにメリット・デメリットが大きく違うため、あなたのおうちの環境と猫の性格を重ねながら、最適な一台を選んでみてください。

また、ケージ選びとセットで気になるのが「ケージに入れるべきもの」「どのくらいの時間入れていいの?」という点。
関連記事で詳しく解説しているので、あわせて読むとより失敗しにくくなります。

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